いわきがんばる社長駅伝

大震災の被災地でもあるいわき市を拠点にがんばっている、全国に誇れる社長からの元気になるメッセージを毎週金曜にご紹介!※祝祭日に重なった場合更新は次週となります。

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第14回ご登場 大兼勝彦社長 小名浜海陸運送株式会社 大兼勝彦社長
小名浜海陸運送株式会社】事業内容・一般港湾運送事業・港湾荷役事業(限定)・倉庫業・通関業・船舶代理店業
                          ・貨物利用運送事業・産業廃棄物収集運搬業
小名浜海陸運送株式会社 公式サイト 小名浜海陸運送株式会社 会社概要
社長への質問項目一覧
Q1.常磐興産株式会社の斎藤社長からいわき・社長駅伝の “ タスキ ” をお渡し頂きましたが、斎藤社長とのご関係をお教え下さい。
 斎藤社長とは、いわき商工会議所の副会頭をご一緒させて頂いております。
 また、常磐興産社は弊社の大株主ですので、斎藤社長には非常勤取締役として、経営面でもご指導ご支援を頂いています。 地元で尊敬する大先輩です。
Q2.御社の沿革・業務案内等について簡単にお聞かせ下さい。
 弊社は昭和30年に創業しました。小名浜港が国際港としての開港指定を受けると同時に設立された港湾運送事業を営む会社です。
 その後、貨物利用運送事業、倉庫業、通関業、船舶代理業などを取りこんで、港湾物流事業を一気通貫で行える港運事業会社として発展してきました。
 56年間、小名浜港の発展と共に歩んできた歴史のある会社です。
Q3.3月11日の震災の日は、大兼社長はどこにいて何をなさっていましたか?震災直後、最初にどの様な行動をとられたのでしょうか?
 私は、本社事務所にいて地震に遭いました。あまりにも大きな揺れでしたので社員全員で外に出ました。そこで大津波警報が発令されたと聞いて、災害時マニュアルに従って避難する様に安全課長から全従業員に伝達し、近くの高台にある公園へ避難しました。
 その日は、そのまま現地で自宅へ帰る様に指示をしました。小名浜には何波も津波が来たようですから、この判断は良かったと思っています。 次の日出社した際に社員全員の車が津波で流されていたのには驚きました。
 ですがこれほど港のそばで仕事をしていながら約300名の社員が全員無事であったことは、奇跡的であったと言っても過言ではありません。毎日、神様と仏様に感謝しています。 翌日からは、社内に復旧対策本部を設置して、私が本部長を務め常務を副本部長として、社内の復旧に当たりながら、船による支援物資の荷揚げ役作業の対応等に取り組みました。 いわきがんばる社長駅伝 第14回ご登場 大兼勝彦社長
Q4.今回の震災での具体的な被害と被害額が分かればお教え願えますか?
 小名浜港の埠頭の全体が甚大な被害に遭いました。
 岸壁の地盤沈下が1メートル近いところがあり本格的な復興には早くて2年はかかる見通しです。
 荷役機械の被害等も加えて、港全体では400億円にのぼる被害額です。この復旧は国と港湾管理者の県で行いますが、弊社の設備だけでも約4億円の被害があります。
 その他には間接的な固定費負担も含めると弊社全体では約6億円の大きな被害になっています。いわきがんばる社長駅伝 第14回ご登場 大兼勝彦社長
Q5.今回の震災では、地震・津波、そして福島県は原発と言う大きな問題があります。半年経っても被災者の方々には復興のビジョンが見えてきませんが、大兼社長が考える独自のいわき市“復興のビジョン”をお聞かせ下さい。
 私独自という事はないかも知れませんが、「いわき市の復興は小名浜港の復興から」と考えていますので、国・県・市の各行政の皆さんと一体となって、小名浜港の早期本格復旧を実現させたいと考えています。
 その上で、小名浜港臨海工業地帯の各企業やいわき商工会議所をはじめとした、いわき市の経済界の皆さんと力を合わせて、小名浜港の機能を活かした新しいプロジェクトを創造したいと願っています。
 小名浜港のポテンシャルを活かして、まずは雇用の拡大につながる新規企業化案を一つでも早く実現することが、いわき市復興に不可欠であると考えています。
 合わせて、小名浜港背後地域の整備・復興を並行して進めることが重要課題であると思っています。いわきがんばる社長駅伝 第14回ご登場 大兼勝彦社長
Q6.大震災から半年が経ちますが、震災前と後で考え方等なにか変った点はございますか?
 震災後から国・県・市と一体となって小名浜港の復旧に当たってきましたが、非常事態の中で、各行政とのタイアップがいかに大切かを実感する事が出来ました。
 それぞれが役割を持って、目標を共有することができれば、スピードが2倍、3倍になるということです。
 社内でも、今回の様に全ての部門が一斉に非常事態になっている状況というのは、平時にはないことですから、全ての部門が目標を共有して、それぞれ役割をしっかり果たしていくことの大切さを身に染みて感じました。
 また、周辺の被害状況のひどさを目の当たりにして、この状況から立ち直るには一人ひとりではだめで、地域社会との連携が絶対に必要だと実感しています。
 皆で力を合わせる事の大切さを改めて感じています。
Q7.大兼社長が考える企業の継続・発展に必要なものとはなんでしょうか?
 今年度は大変な大赤字を出す事になりますが、小名浜港の復旧と荷主各社の操業アップにより来年度は何とか回復出来る様に経営改善を進めています。より安全で効率的なサービスを提供することが弊社の継続・発展につながると考えています。 将来的には「国際バルク戦略港」に指定された小名浜港の今後の発展の一翼を担える会社になることを目標として、中期経営計画を策定しています。
 大震災の非常事態の中で、一見するとピンチと捉えがちですが、将来的には非常に楽しみな環境にあると感じています。 いわきがんばる社長駅伝 第14回ご登場 大兼勝彦社長
Q8.小社長が思う尊敬出来る経営者はいらっしゃいますか?
 私の周りにはたくさんの素晴らしい社長がいますが、特に今回の大震災の復旧に大きく貢献した “ スパリゾートハワイアンズ ” の再開を実現された斎藤社長は素晴らしいと思っています。
 非常に厳しい状況の中で、再スタートへの情熱と綿密なアクションプランと実行力、それらを全てフル回転させていると感じますね。
 経営者は結果責任を問われますから、私も小名浜海陸運送社と小名浜港の復旧・復興で実績を残して、いわき市の復興に貢献したいと願っています。
Q9.社長の今後の夢をお教え下さい。
夢は色々とありますが、今は故郷であるいわき市の1日でも早い復興です。
Q10.社長が日常の生活(プライベート)で心がけている点をお聞かせ下さい。
 夫婦の健康と家族の絆ですね。再来週には人間ドックを受けてきますが、悪いところを早くみつけて治すことが大事だと思っています。 最近は、土・日の朝に夫婦で30分~40分程度の早朝散歩を始めています。これは長く続けていきたいと思っています。
 また子供達が仙台、群馬、東京にいますので、震災後は特に連絡を取り合っています。孫たちとは定期的にテレビ電話をしていますが、成長が早くてびっくりしますね。 いわきがんばる社長駅伝 第14回ご登場 大兼勝彦社長
Q11.この様な不景気な中でも起業される方は多くいらっしゃいます。経営者の先輩としてこれから起業される方へのアドバイスがあればお聞かせ下さい。
 社長に限らず、リーダーとして責任を果たすためには「雪が降っても自分の責任」という覚悟が必要だと思っています。 その覚悟があれば、必ず前向きに生きていけますし、周りの皆が、自分をリーダーとして認めてくれますから。困難から逃げ回っていては社長にはなれません。そして、社長は「幸せの専門家」にならないといけません。 何の為の経営なのかを忘れずに、会社に関わる全ての人がどうやったら幸せになるのかを社長は死ぬほど考えなければいけません。単にお金儲けの経営では恐らくうまくいかないと思います。
Q12.このがんばる社長駅伝では、いわき市を拠点にがんばっている素晴らしい社長様方の言葉を全国へ発信していこうと考えています。このサイトをご覧になっている全国の読者の方々へ何かメッセージを頂けますでしょうか。
 私で14人目の社長との事ですが、様々な質問に答えることで自分の人生観などが整理できる様な感じがしました。 大変素晴らしい企画だと思いますので、これから100人目、200人目を目指して継続出来るよう、全国の読者のみなさん応援宜しくお願いします。
Q13.最後になりますが、社長の座右の銘をお教え下さい。 いわきがんばる社長駅伝第14回 大兼勝彦社長 座右の銘「今こそ出発点」
大兼社長 お忙しい中誠にありがとうございました
いわきがんばる社長駅伝編集後記
 今回の大震災で甚大な被害額が出ているにも関わらず大兼社長の言葉は常に前向きで明るいものです。
 座右の銘にもある “ 今こそ出発点 ” とはここまで来た事に感謝をして今からもう一歩踏み出そうという気持ちを
表しています。今からが出発点だと思えば気も楽になるでしょと言って笑う大兼社長ですが、社長としての確たる覚悟を持った方だと感じました。
 また地元を愛する利他の精神に大変感銘を受ける事が出来る取材でした。

2011年10月28日

がんばる社長駅伝メディア掲載情報 いわきがんばる社長駅伝
第1回 株式会社ハニーズ 江尻義久社長

◆第1回 江尻義久社長
【株式会社ハニーズ】

第2回 株式会社相馬屋 佐藤守利社長

◆第2回 佐藤守利社長
【株式会社相馬屋】

第3回 あすか社会保険社労士法人 菊地秀明社長

◆第3回 菊地秀明社長
【あすか社会保険社労士法人】

第4回 株式会社アイエムテー 武田友紀社長

◆第4回 武田友紀社長
【株式会社アイエムテー】

第5回 エル・トマ 庄司秀夫社長

◆第5回 庄司秀夫社長
【エル・トマ】

第6回 株式会社鹿島ショッピングセンター 松本剛社長

◆第6回 松本剛社長
【(株)鹿島ショッピングセンター】

第7回 田村建材株式会社 田村哲朗社長

◆第7回 田村哲朗社長
【田村建材株式会社】

第8回 株式会社小名浜包装資材 小沼郁亙社長

◆第8回 小沼郁亙社長
【株式会社小名浜包装資材】

第9回 常光サービス株式会社 野崎裕康社長

◆第9回 野崎裕康社長
【常光サービス株式会社】

第10回 株式会社東日本計算センター 鷺弘樹社長

◆第10回 鷺弘樹社長
【株式会社東日本計算センター】

第11回 北関東空調工業株式会社 有賀行秀社長

◆第11回 有賀行秀社長
【北関東空調工業株式会社】

第12回 オノエー株式会社 小野栄重社長

◆第12回 小野栄重社長
【オノエー株式会社】

第13回 常磐興産株式会社 斎藤一彦社長

◆第13回 斎藤一彦社長
【常磐興産株式会社】

第14回 小名浜海陸運送株式会社 大兼勝彦社長

◆第14回 大兼勝彦社長
【小名浜海陸運送株式会社】

第15回 株式会社作山工務所 作山栄一社長

◆第15回 作山栄一社長
【株式会社作山工務所】

第16回 合資会社雷鮨 長瀬一夫社長

◆第16回 長瀬一夫社長
【合資会社雷鮨】

第17回 東洋システム株式会社 庄司秀樹社長

◆第17回 庄司秀樹社長
【東洋システム株式会社】

第18回 株式会社常陽経営コンサルタンツ 根本勝祐社長

◆第18回 根本勝祐社長
【株式会社常陽経営コンサルタンツ】

第19回 丸秀水産株式会社 森田裕社長

◆第19回 森田裕社長
【丸秀水産株式会社】

第20回 株式会社マルト 安島浩社長

◆第20回 安島浩社長
【株式会社マルト】

第21回 丸浜運輸株式会社 里見潤社長

◆第21回 里見潤社長
【丸浜運輸株式会社】

第22回 株式会社タンガロイ 上原好人社長

◆第22回 上原好人社長
【株式会社タンガロイ】

第23回 盤栄運送株式会社 村田裕之社長

◆第23回 村田裕之社長
【盤栄運送株式会社】

第24回 有限会社タロサ 長谷川祐一社長

◆第24回 長谷川祐一社長
【有限会社タロサ】

第25回 株式会社いわき民報社 野沢達也社長

◆第25回 野沢達也社長
【株式会社いわき民報社】

第26回 株式会社小松崎装備社 小松崎幹朗社長

◆第26回 小松崎幹朗社長
【株式会社小松崎装備社】

第27回 松田測量設計株式会社 松田剛志社長

◆第27回 松田剛志社長
【松田測量設計株式会社】

第28回 木村ミルクプラント株式会社 木村謹一郎社長

◆第28回 木村謹一郎社長
【木村ミルクプラント株式会社】

第29回 志賀塗装株式会社 志賀晶文社長

◆第29回 志賀晶文社長
【志賀塗装株式会社】

第30回 株式会社いわき市民コミュニティ放送(SEA WAVE FMいわき) 渡辺弘社長

◆第30回 渡辺弘社長
【SEA WAVE FMいわき】

美しいいわきの復興を目指して! いわきがんばる社長駅伝公式ブログ

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