いわきがんばる社長駅伝

大震災の被災地でもあるいわき市を拠点にがんばっている、全国に誇れる社長からの元気になるメッセージを毎週金曜にご紹介!※祝祭日に重なった場合更新は次週となります。

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第8回ご登場 小沼郁亙社長 株式会社 小名浜包装資材 小沼郁亙社長 社長への質問項目一覧
Q1.田村建材株式会社、田村社長からいわき・社長駅伝の“タスキ”をお渡し頂きましたが、田村社長とのご関係をお教え下さい。
 田村社長とは青年会議所時代からのお付き合いです。
また、同じ学校の先輩でもありますし、同じ経営者と言う事もあり良いお付き合いをさせてもらっています。
Q2.御社の沿革について簡単にお聞かせ下さい。
 創業は昭和38年になります。元々は魚の卸をする事業をしていました。
その後業態の変化もあり株式会社へ法人化したのが昭和51年です。
小名浜本社の他に宇都宮、東海村にも営業所があり、いわき中央卸売市場内にも店舗があります。
法人化してからは私で2代目と言う事になります。
Q3.御社の業務内容をお教え下さい。
 社名の通りに包装資材の仕入れから販売まで行っています。
私の感覚では、包装資材・産業資材等、消耗品の総合商社とでも言いますか1つの商品からそれに付随する商品を幅広くカバーする事が出来ます。
中でも食に関する商品のウェイトは多いですね。
当社は卸なので大量販売しかしてくれないイメージがあるかもしれませんが個人のお客様への小ロット販売もしています。
お気軽にお問合わせ頂ければと思います。いわきがんばる社長駅伝 第8回ご登場 小沼郁亙社長
Q4.御社は、様々な包装資材を販売していますが、何か他社と差別化されている点等ございますか? また、材料の関係から原油高による影響等あるのでしょうか?
 まず、この様な消耗品を総合的に扱っている会社は少ない事は事実です。その点で当社は総合力があると言えると思います。
 一つの商品をご利用頂くとそれに付随する様々な消耗品を扱っていますので当社だけで取引が済んでしまうケースもあります。
また、原油高の影響も確かにありますね。原油もそうですが、一番はナフサ(※)の価格に影響を受けます。
原油が上がってもナフサが上がらなければ問題はありません。
現在は円高の影響もあり相殺されている感じですね。
(※)ナフサ・・・プラスチック、化学繊維、合成洗剤等の原料として使用される。 ▲質問項目一覧へ戻る
Q5.3月11日の震災の日は、小沼社長はどこにいて何をなさっていましたか?震災直後、一番最初にどの様な行動とられましたか?
 あの時は、銀行からの帰りで小名浜の本町通り(※)を車で走っていました。
震災後揺れが収まってから直ぐに会社へ戻ったのですが、いつも使っている橋に段差が出来て通れなくなっていたので別の橋を通りました。
その時点では、川の数位も上がってはいませんでしたが“津波”と言う言葉が脳裏を過りました。
会社へ着いてまずした事は、全社員の安否確認と会社の破損状況を調べる事でした。 いわきがんばる社長駅伝 第8回ご登場 小沼郁亙社長
(※)本町通り・・・福島県いわき市小名浜地区のメイン通り ▲質問項目一覧へ戻る
Q6.今回の震災での具体的な被害をお教え願えますか?また震災後は休業期間はあったのでしょうか?
 小名浜の栄町、中之作にある倉庫内の在庫が全て津波で流されました。
小名浜で8波あった様ですね、それだけの回数波が行ったり来たりすれば無くなりもします。
休業に関しては、3月11日の震災以降、当社では4月の第一日曜まで1日も休まずに営業しました。
普通はカレンダー通りに営業すれば良いのでしょうが、とにかく異常事態でしたしお客様が食に関わっている所が
多いので当社で供給している器が無いから食事が出せない様な事があってはいけないと思いました。
お客様が営業されているのに当社が休む訳にはいかないと言う思いは強くありました。
Q7.小沼社長の中で震災前と震災後で考え方の面で変わった点はございますか?
 以前から思ってはいますが、仕事に対する使命感がより強くなりました。
また、会社は何があっても止めてはいけないと改めて感じました。
特に断水していましたので病院関係や介護施設等では容器は絶対的に無ければいけない状態でした。
包装資材を販売してどの様に世の中の何に役に立つのか?
直接的な効果が無いとしても仕事を続ける事が間違いなく世の中の為になるはずだと思ってやっています。
その思いを更に強めた出来事だった様に感じますね。
Q8.小沼社長が社長に就任されて10年ですが、その間一番困難だった事、またその困難をどの様に乗り越えたかをお聞かせ下さい。
 そうですね、困難な時というのは色々あったのでしょうが、乗り越えることができたものを「困難だった」とは思わないですよね。思い付きません。笑
しかし、あえて挙げるとすれば“今”でしょう。 この状況をどの様に乗り越えるかです。
 これはまだ乗り越えていませんのでこの先に何があるかは正直分かりません。
仕事以外に関して言えば、私は若い頃に両親を無くしていますので、そう言った面では困難な事はあったかもしれません。
ですがその分、色々な方々に育てられましたので多くの育ての親に恵まれていると思っています。いわきがんばる社長駅伝 第8回ご登場 小沼郁亙社長
Q9.地震・津波、そして福島県は原発と言う大きな問題があり復興のビジョンが見えてきません。小沼社長が考える独自のいわき市“復興のビジョン”をお聞かせ下さい。
 復興のキーワードは2つあると思っています。“放射線”と“エネルギー”です。

 まず、放射線ですが言葉は悪いかもしれませんがこれだけの低被曝を長年続ける200万人というサンプルがある国も場所もないと言う事です。
起こってしまった事は仕方ありませんので、このデータを長年に渡り累積をとれば国として凄いデータになるのではないでしょうか?
他国の協力を得つつ自国の情報を上手く活用出来る様になる事ですね。
これは今後の日本の国家戦略として必要な事だと思っています。

 放射線が人体に悪影響を及ぼす話しばかり広まっていますが、医療の面では同じ放射線が身体を直す役割も果たしています。
そう言った意味でここいわき市が最先端の放射線医療(被曝治療・活用医療)の現場になれるのではと思っています。 

 エネルギーは、水力、風力、地熱と全て上手く活用出来れば良いですね。
今回の原発問題では県内では全く使用されていない電気の為に福島が被害を受けている事は事実です。
そう言った意味では、早期復旧の為に一定期間、県内の電気料を無料にする、または低料金にする。
それ位の事があっても良いのではないでしょうか?そうするだけで様々な事業や企業で復旧の足がかりになる事は間違いないと思います。

   例えば、小名浜の流通市場と産地市場を合わせて一カ所に集中する総合市場が出来れば良いですね。
今後、漁業が復活する事を前提として365日24時間魚が買える市場があれば飛躍的に小名浜の復旧に繋がると思います。
この震災では日本一の生産量を誇っていた練り物の加工業者の方々が壊滅的な被害を受けました。
とても素晴らしい技術がありますから、総合市場に共通の冷凍冷蔵の設備を付けて区割りをしてその方々が使える様にし、個々のブランドを再構築して貰いたいですね。
生産から流通まで一貫して行えますから良いのではないでしょうか。 いわきがんばる社長駅伝 第8回ご登場 小沼郁亙社長
Q10.小沼社長が考える、事業を継承し更には継続・発展していく為に重要な要素はなんでしょう。
 自分が出来ているか分かりませんが、守破離ですね。
それから自分自身の器を大きくし、物事を人のせいにせずに社員を大事にする。
やはり重要なのは“人”だと思います。
Q11.社長が思う尊敬出来る経営者はいらっしゃいますか?
 理想は、ご夫婦で仕事をして二人が両輪になり役割を果たせる関係が素晴らしいと思っています。
また個人的には先代の社長を尊敬しています。
父から受け継いだ事業を血縁関係の無い私に引き継ぐ事を一つの使命としていました。
その様な経営者は中々いないと思います。
最後に素晴らしい人脈を残してくれた両親も尊敬しています。
Q12.多数の従業員を抱える企業の社長として、従業員の皆様が働きやすい環境づくり等心がけている点はございますか?
 まずは、自分が現場を知ると言う事です。現場を見て、考えて改善点をみつける事です。
たとえ小さな改善だったとしてもそれは以後良い方向へ進んでいくと思っています。
Q13.社長が日常の生活で心がけている点をお聞かせ下さい。 また、休日はどの様に過ごされていますか?
 今は会社に来る事が増えました。色々な意味で会社にいると安心出来ますね。
日常生活では毎日新聞をしっかりと読む事を習慣としています。様々な情報は新聞から得る事が多いです。
全国・地元紙を計4紙購読しています。
休日に関しては、なるべく子供達との時間を作る様にしていますね。 いわきがんばる社長駅伝 第8回ご登場 小沼郁亙社長
Q14.この様な不景気の中でも起業される方はいらっしゃいます。先輩経営者としてこれから起業される方へのアドバイスがあればお聞かせ下さい。
 自分なりにリーダーシップを持って、苦しい時に自分の背中を見せられる様な経営者になるという心意気が必要でしょう。何事も先頭に立ってやるぞ!と言う強い気持ちで事に臨んでいれば上手くいくのではないでしょうか。
Q15.社長の今後の“夢”をお教え下さい。
 皆で楽しく笑顔で働ける会社を作る事です!
自分にとっても社員にとっても存在意義がある会社になり、世の中の役に立っていると言う実感がある様な会社を作りたいですね。
Q16.このがんばる社長駅伝では、いわき市を拠点にがんばっている素晴らしい社長様方の言葉を
全国へ発信していこうと考えています。このサイトをご覧になっている全国の読者の方々へ何かメッセージを頂けますでしょうか。
 もしお願いする事があるとすれば3月、4月と震災後には全国から沢山の物を供給して頂きました。
本当にありがとうございます。今度は、復旧・復興に向けてこちらから供給出来るものやサービスを是非活用して頂きたいと言う事です。
 そうすれば少しでも復旧・復興が早まるのではないかと思います。この事は切にお願い致します。
Q17.最後になりますが、社長の座右の銘をお教え下さい。 いわきがんばる社長駅伝第8回 小沼郁亙社長 座右の銘「打つ手は無限」
小沼社長 お忙しい中誠にありがとうございました
いわきがんばる社長駅伝編集後記
 田村社長から駅伝のタスキを渡された小沼社長。どの社長にも共通していますが取材を通して感じた事は、会社・社員をとても大事にされていると言う事です。
自社の存在意義を常に考え地域に貢献する企業である事を目指している小沼社長の言葉は一言一言に重みを感じました。
 余り困難を感じないと言う社長の座右の銘は、打つ手は無限。様々な角度から対処法を考える社長だからこそ言える言葉だと実感した取材でした。

2011年9月9日

がんばる社長駅伝メディア掲載情報 いわきがんばる社長駅伝
第1回 株式会社ハニーズ 江尻義久社長

◆第1回 江尻義久社長
【株式会社ハニーズ】

第2回 株式会社相馬屋 佐藤守利社長

◆第2回 佐藤守利社長
【株式会社相馬屋】

第3回 あすか社会保険社労士法人 菊地秀明社長

◆第3回 菊地秀明社長
【あすか社会保険社労士法人】

第4回 株式会社アイエムテー 武田友紀社長

◆第4回 武田友紀社長
【株式会社アイエムテー】

第5回 エル・トマ 庄司秀夫社長

◆第5回 庄司秀夫社長
【エル・トマ】

第6回 株式会社鹿島ショッピングセンター 松本剛社長

◆第6回 松本剛社長
【(株)鹿島ショッピングセンター】

第7回 田村建材株式会社 田村哲朗社長

◆第7回 田村哲朗社長
【田村建材株式会社】

第8回 株式会社小名浜包装資材 小沼郁亙社長

◆第8回 小沼郁亙社長
【株式会社小名浜包装資材】

第9回 常光サービス株式会社 野崎裕康社長

◆第9回 野崎裕康社長
【常光サービス株式会社】

第10回 株式会社東日本計算センター 鷺弘樹社長

◆第10回 鷺弘樹社長
【株式会社東日本計算センター】

第11回 北関東空調工業株式会社 有賀行秀社長

◆第11回 有賀行秀社長
【北関東空調工業株式会社】

第12回 オノエー株式会社 小野栄重社長

◆第12回 小野栄重社長
【オノエー株式会社】

第13回 常磐興産株式会社 斎藤一彦社長

◆第13回 斎藤一彦社長
【常磐興産株式会社】

第14回 小名浜海陸運送株式会社 大兼勝彦社長

◆第14回 大兼勝彦社長
【小名浜海陸運送株式会社】

第15回 株式会社作山工務所 作山栄一社長

◆第15回 作山栄一社長
【株式会社作山工務所】

第16回 合資会社雷鮨 長瀬一夫社長

◆第16回 長瀬一夫社長
【合資会社雷鮨】

第17回 東洋システム株式会社 庄司秀樹社長

◆第17回 庄司秀樹社長
【東洋システム株式会社】

第18回 株式会社常陽経営コンサルタンツ 根本勝祐社長

◆第18回 根本勝祐社長
【株式会社常陽経営コンサルタンツ】

第19回 丸秀水産株式会社 森田裕社長

◆第19回 森田裕社長
【丸秀水産株式会社】

第20回 株式会社マルト 安島浩社長

◆第20回 安島浩社長
【株式会社マルト】

第21回 丸浜運輸株式会社 里見潤社長

◆第21回 里見潤社長
【丸浜運輸株式会社】

第22回 株式会社タンガロイ 上原好人社長

◆第22回 上原好人社長
【株式会社タンガロイ】

第23回 盤栄運送株式会社 村田裕之社長

◆第23回 村田裕之社長
【盤栄運送株式会社】

第24回 有限会社タロサ 長谷川祐一社長

◆第24回 長谷川祐一社長
【有限会社タロサ】

第25回 株式会社いわき民報社 野沢達也社長

◆第25回 野沢達也社長
【株式会社いわき民報社】

第26回 株式会社小松崎装備社 小松崎幹朗社長

◆第26回 小松崎幹朗社長
【株式会社小松崎装備社】

第27回 松田測量設計株式会社 松田剛志社長

◆第27回 松田剛志社長
【松田測量設計株式会社】

第28回 木村ミルクプラント株式会社 木村謹一郎社長

◆第28回 木村謹一郎社長
【木村ミルクプラント株式会社】

第29回 志賀塗装株式会社 志賀晶文社長

◆第29回 志賀晶文社長
【志賀塗装株式会社】

第30回 株式会社いわき市民コミュニティ放送(SEA WAVE FMいわき) 渡辺弘社長

◆第30回 渡辺弘社長
【SEA WAVE FMいわき】

美しいいわきの復興を目指して! いわきがんばる社長駅伝公式ブログ

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